介護通信ヘルスケア業界のWEBメディア
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本当に必要なスタッフを集めるための「情報発信」の極意

2021/09/17 10:00

介護業界の人手不足は深刻で、多くの事業所が採用に課題を抱えています。その背景には複合的な要因がありますが、求人情報の内容や伝え方によっても少なからず差が生じているようです。今回は、人材募集のためのよりよい情報発信の仕方についてご説明します。

まずは「理想の人材像」を明確に

介護事業所には人員配置基準が定められていますが、だからといって「有資格者ならOK」「必要数を満たせればOK」という認識で採用活動を進めてはなりません。資格があっても即戦力として活躍できるとは限りませんし、間に合わせのように採用した人材がすぐに退職してしまえば何にもなりません。介護事業は「人ありき」であり、質の高いサービスを提供し続けるためには質の高いスタッフが必要不可欠です。

そこで、最初にはっきりとさせておきたいのが、現在の自施設における「理想の人材像」です。「何歳くらいか」「どんな経歴・資格の持ち主か」「どんな思いで介護の仕事に就いているか」など、できるだけ具体的にイメージしてください。そうすれば、おのずと求人情報の内容や出し方も明確になり、理想的な人材に巡り合える可能性が高まっていくはずです。

地域特性やターゲット層にマッチする媒体を選ぼう

次に取り組みたいのが、求人情報を掲載する媒体の選定です。事前に明確化した人材像を念頭に、「どの媒体なら目に入りそうか」を考えてください。例えば、新聞折り込みのチラシは、新聞の購読率が高い地域であり、かつ読者の年齢層と欲しい人材像がマッチしていれば、相応の反応があるかもしれません。しかし、新聞を購読していないことが多い若年層へのアピールは難しいでしょう。地域のスーパーや学校などに求人ポスターを張る、求人情報誌に広告掲載するといった場合も、同じように考えてみてください。

特に若いスタッフを募集したいとき、インターネットの活用は必須です。自施設のウェブサイトがあれば、そこに必ず求人情報を載せてください。待遇や業務内容を「当社規定による」とするだけでは求職者の興味を引けないので、より詳細に書くことをお勧めします。有料の求人情報サイトに掲載するのも一案ですが、掲載期間が長くなるにつれて費用もかさんでいきます。いずれの方法を選ぶにしても、コストに見合った効果が得られそうか、事前に比較検討することが大切です。

コスト削減しながら求人情報を広めるには?

採用活動にコストを割けない場合は、無料のツールを活用する手もあります。例えば、SNSやブログは無料で開設(アカウント取得)できるものが多く、ウェブサイト代わりに使うことも可能です。イベントや研修などの情報を定期的に発信して、コストをかけずに露出を増やしていきましょう。また、動画配信サービスを活用して自施設のサービス内容の解説やスタッフインタビューを流すことも、他社との差別化につながります(個人情報保護への配慮はお忘れなく!)。

こうした情報発信が、新たな利用者の獲得につながる可能性もあります。自施設の魅力を最大限に伝えられるよう、ぜひ最適な方法を探してみてください。

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